復職をするベストな時期とは?それぞれのメリット・デメリット

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職する時期によって異なるメリット・デメリット

「今の仕事を続けたい」「子育てがひと段落したら何らかの形で復職したい」など、家庭と仕事を両立したいと考えているママは全体の約7割にのぼるといわれています。自分自身のキャリアアップや家計のサポートなど働きたい理由はさまざまですが、難しいのは復職のタイミング。復職する時期によって異なるメリット・デメリットをしっかりと把握しておく必要があります。

もっとも早いのは産休明け(産後56日)での復職です。ブランクもほとんどなく、無収入の時期も短くすることができます。ただ産前に復職のプランを立てていても、いざお産をしてみると予想以上に体力回復のペースが遅かったり、自分や赤ちゃんにトラブルが起きたりする可能性もあります。プラン通りにいくとは限らないことを念頭に置いておきましょう。次が育休明けでの復職です。途中で育休期間を変更することもできるため、1歳の誕生日までとるママもいれば半年ほどで復職するママもいます。ある程度、期間をコントロールして休めるというのがメリットです。

産休・育休明けに復職をしようと思っているママに立ちはだかるのが「子どもが預けられない」という問題。産後まもない乳児を預けるとなると保育料は割高になりますし、逆に1歳頃になると子どもを預けたいママが増えるため倍率が上がり、保育園が見つけづらいのです。ふだんの子育て・託児所探し・復職への準備とすべてを並行して行うのは簡単なことではありません。

3人の子供

もし困っているのであれば、託児所ありの職場でリスタートを切るという選択肢を検討してもいいでしょう。託児所は職場の近くに用意されているので、子どもに何かあったときでもすぐに様子を見に行くことができます。特に女性が多く働いている業界では託児所ありの職場が増えているようです。医療業界でも、女性の割合が高い看護師さんをサポートする体制を整えています。こちらのサイトのように、託児所ありの看護師求人をチェックできるサービスも多くなってきました。

どの時期に復職するとしても、パパはもちろん自分の両親やパパの両親など、まわりにいる人たちの協力は欠かせません。まわりに迷惑をかけないよう、産前に自分がどんな働き方をしたいのかじっくりと話し合っておくのが大切です。